取引所が倒産したらどうなるの?
もしあなたが使っている仮想通貨取引所が倒産したら、その取引所に保管している仮想通貨は恐らく全て失われるでしょう。
2014年2月にマウントゴックス社の社長が会見で「取引所に保管しているお客様のビットコインをハッカーに盗まれてしまいました。ごめんなさい。お返しできるだけの資金が無いので倒産します。」という事件がありましたね。これと同じ状態になるかと思います。
ただし、この場合はビットコイン自体に致命的な欠陥があったわけではなく、サービス提供会社のセキュリティに問題があったということになります。
例えば、どこかの銀行のATMシステムが異常を起こし預けたお金を引き出すことがができなくなったとします。だからと言って日本円は信頼できないとはなりませんよね。問題があるのは異常を起こした銀行のシステムであって、日本円ではありません。万が一この問題が発生したとしても、直接的に円に対する信頼が崩れることは無いのと同じことが言えます。
このことは、マウントゴックス事件が明るみに出た後もビットコイン自体は正常に取引され続けたことからも明確です。
ここでわかることは、「ビットコインには価値がある」という事実です。ハッカーがビットコインを盗み出すには技術が必要で、更には警察に逮捕されるというリスクがあります。ハッカーは、そういった危険を冒してまでもビットコインが欲しかったと言うことです。
取引所破綻のリスクを回避する方法
この種の事件に巻き込まれないよう、利用する会社の選択が極めて重要だということになります。
以下にポイントを挙げました。
- 取引数量が多い
- 業界団体に加入している
- webサイトの情報が充実している
- 運営会社が上場企業である
- 潤沢な資本金がある会社である
- 補償が充実している
各社セキュリティには力を入れているとは思われますが、何が起こるかはわかりません。
やはり1社に資産を集中させることはなるべく避け、複数の取引所に分散して保有することが肝要です。投資を始めるにあたっては、「取引所の分散投資」を心がけるとリスク低減につながります。
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ビットフライヤー
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1.bitFlyer(ビットフライヤー)
ビットフライヤーは日本国内では取引量・資金力ともに最大級の仮想通貨の取引所となっています。資産の安全性向上のために国内大手損害保険会社と契約しており、安心感の高い面も魅力です。
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2.zaif(ザイフ)
ザイフは、日本円と暗号通貨の交換はもちろん、暗号通貨同士の交換ができるのも特徴です。ザイフではネムの購入も取引もできますので低い手数料でネムを入手したい方はザイフで取引をすると良いでしょう。
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3.GMOコイン
GMOインターネット(東証一部上場)グループで培われた金融サービス提供のノウハウを活かし、堅牢なセキュリティと管理体制のもと、安心してビットコインのお取引ができる環境を提供しています。